べたれば

better late than never→略してべたれば。遅くてもやらないよりマシ。元ひきこもりの雑記。

嘘が嘘を呼びまた嘘をつく

僕は今日、嘘をついた。

同僚に一緒に帰らないかと誘われたのだが、一人で帰りたかったから、用事があって逆方向の電車に乗ると適当な嘘をついて断った。
無碍に断るのも申し訳なかったから駅までは一緒に帰り、ちゃんと逆方向の電車に乗り隣の駅でUターンした。

 

僕は嘘をつくことが苦手だ。
一つ嘘をつくとその嘘をつきとおさなければならない。
そしてその嘘を真実として保つために、また嘘をつかなくてはならない状況が必ず現れる。
そうこうしているうちに、どれが本当でどれが嘘だか判別がつかなくなってしまうのが嫌なのだ。
だから極力嘘はつかないようにしている。
だから交渉とかで本音と建て前を使い分けて、ハッタリをかますだなんて芸当は逆立ちしたってできないのである。

 

それでも、嘘をついてでも一人で帰りたかった。
一人の時間は僕にとってかけがえのないものだからだ。
音楽を聴きながら、本を読んで帰るのが好きなのだ。

満員電車の中で人目をはばかりながら、上司の愚痴や会社への不満ばかり垂れ流して時間を浪費したくはないのである。
なぜそうまでして彼は僕と一緒に帰りたがるのか。

彼の僕に対する接し方が、僕が現場へ溶け込む一助となったのは確かだ。
つまらん冗談をつまらん冗談で返し、少しだけ素の自分が顔をのぞかせることもある。
それにはとても感謝している。
別に仲が悪いわけでもない。

ただ、常に僕と一緒にいたがるのは勘弁してくれ。
僕は一人が好きなんだ。
頼むから放っておいてくれ。

なるべく同じ時間に上がらないように気を遣わなければならない。
そういうことでいちいち気をもむのもバカげたことかもしれないけれど、僕にとってはとても重要なことなんだ。
だからといって、本人に直接「ごめん、一人にさせてくれ」だなんて言えない。
言ってもいいんだろうけど、言えない。

だから僕は嘘をついた。
だから今日から僕は泥棒の仲間入りだ。

そりゃもうなんだって盗むわけである。

だから、世界中の女子高生のハートだって全て僕のものなのだ。
女子高生とだったら喜んで一緒に帰るさ、そりゃ。(これ以上言うと捕まりかねないので、自重します)

もちろんこれも嘘だ。

あるいは、このブログに書いた全ての事柄が嘘なのかもしれない。
匿名で書いている以上、書かれていることが全て事実だと証明する手立てがないのである。

 

でも、嘘をつくことの方が生物の在り方としては、至極自然な事なのかもしれない。
野生に目を向けてみれば、そこにはだまし合いの世界が広がっている。
そりゃもうカイジだって尻尾を巻いて、脱兎のごとく逃げ出す程の(読んだことないけど)。
ライオンは敢えて風上に身を潜め自らの匂いを獲物に気づかせ、風下で待ち伏せしている仲間がそれらを捕えるし、カメレオンだって変幻自在にその皮膚の色を変え、擬態し獲物を待つわけであって。

正直に生きることを美徳としているのは人間くらいのものなのかもしれない。
それでも僕はできうる限り正直でありたい。
例え馬鹿を見ようとも。

そんなものはキレイごとだし、普段の生活で本音を打ち明けることもほとんどないけれど。

 

ということで今日の一曲はブランキーの「ディズニーランドへ」


Blankey Jet City ディズニーランドへ

 

この曲はノイローゼになってしまった友達とディズニーランドへ行く約束をして、その約束を破るっていう歌です。
今の気持ちに近いので。

おやすみなさい。

 

LAST DANCE

LAST DANCE