better late than never

略してべたれば。5年間引きこもった末にようやく社会復帰。「遅くても何もやらないよりマシ」をモットーに、社会復帰までの経緯や興味関心、今考えていることなどを書いていきます。

なぜ中学で引きこもったのか

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ジョン(@johnrtylor)です。

僕は小中、大学社会人とほとんどの時期で引きこもりを経験しています。
今日は中学時代にひきこもった理由を書いていきます。
自分の子供のひきこもりに悩んでいる親御さんや、当事者の人たちの参考になれば幸いです。

【目次】

先輩後輩の関係になじめなかった

僕は小学生のころ少年野球をやっていました。
練習は厳しく監督はめちゃくちゃ恐かったけど、(多分人生で出会った人の中で一番恐い人かも)チームではみんな仲良く大好きな野球に取り組んでいました。
小学生なので、年上も年下も関係なくもちろんみんなタメ口です。

ところが中学に入るとどうでしょう。
あんなに仲の良かったチームメイトたちに、たった1つ2つ歳が違うだけで「先輩・後輩」という上下関係が生じます。
僕はどうしていいのかわからなかった。
普通に仲良く話していた友達が、ある日を境に敬語を使って「○○先輩」と呼ばなくてはならなくなるという違和感に対応できませんでした。
どう接していいのかわからず、戸惑いつつも学校には通いますがなるべく当時のチームメイトとは顔を合わせたくありませんでした。
どう接していいのか、どんな顔をすればいいのか。

「笑えばいいと思うよ。」

いや、実際笑ってごまかしていましたけどなんか気持ち悪くてね。
できることなら彼らには会いたくないとずっと思っていました。

友人たちの変化

小学校時代に仲の良かった友達も、中学に入ってクラスも変わればほとんど遊ばなくなります。
僕は僕で新しい友達を見つけるし、友達は友達で僕と同じように新しい友達ができます。
この場合もたまに廊下とかですれ違った時に、どうすればいいのかわからなくなるんです。
「なんか声かけた方がいいのかな、でもなんて話しかけよう、無視されたらどうしよう」なんていろいろと考えて神経をすり減らしていきます。

それ以外にも、小学校時代のクラスメートが不良になって授業中にガラスを割って回ったり、知っている人がどんどん僕の知らない人に変わっていくことについていけなかったんです。

校内の治安も悪くいつもどこかしらのガラスは割れていました(笑)
そういうところも、平穏に過ごしたい僕としてはそこに身を置きたくはなかったのです。

次第に難しくなる勉強

僕はプライドだけは無駄に高かったんだと思います。
ろくに勉強もしてないくせに、テストで良い点数が取れない自分のことが許せなかったし、まわりから頭が悪いヤツだと思われるんじゃないかという被害妄想がつねに頭の中を席巻していました。
数学なんかはもうちんぷんかんぷんです。
脳内にとどめておけるデータの容量が小さいので、証明の問題なんかはXとYの関係性がどうとかこうとか考えているうちにわけがわからなくなって、振り出しに戻って最初からやり直すという無限地獄に陥っていました。

誰にも会いたくなくなる

こういったことから誰にも会いたくなくなりました。
次第に外に出る回数も減っていき家でゲームばかりするようになりました。
仲の良かった友達もいたので、そういった子たちは僕の家によく遊びに来てくれて一緒にゲームをしたりしていました。
誘われれば出かけてゲーセンにいったりもしました。
今思えば、僕は友達に恵まれていたんだなあと思います。

でも学校というコミュニティのなかで、僕は完全に自分の立ち位置を見失いました。
別にみんながやっているように仲のいいもの同士で、くっついていればよかったはずなんですけどね。
なんというかその辺の割り切りのようなものが僕にはできなかった。

どう立ち直ったか

僕の場合は当時の担任の先生が、僕の通えそうな学校を調べてくれていました。
僕と似たようなひきこもった子たちが行くような。
知ってる人もいないだろうし、新たなスタートが切れると思って思い切って高校から人生をやり直すことに決めたんです。
高校では似たような生徒が多いだけあって居心地は悪くありませんでした。
学校の教育方針も「無理をせずにできる範囲でやろう」というような雰囲気があったので、とても通いやすかったです。
遅刻しても怒られませんでしたし、朝の弱い僕からすればこれはとても助かりました。

ひきこもりを脱するのには結局きっかけを掴むことが大事だと思います。
中学から高校という節目ならやり直しやすいですし、(小学校から中学もそうですが、この場合は公立だと知り合いが多いのが難点)知っている人がいない分、新しい自分のキャラを作り出すチャンスでもあります。
すぐに脱出は無理でもこういった節目を逃さないのも、ひとつの近道なんじゃないかと思います。

参考になったかはわかりませんが、僕の経験が誰かの役に立つことがあるならばうれしいです。

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