better late than never

略してべたれば。5年間引きこもった末にようやく社会復帰。「遅くても何もやらないよりマシ」をモットーに、社会復帰までの経緯や興味関心、今考えていることなどを書いていきます。

アルゼンチンYOUのエーセに勇気をもらった【YOUは何しに日本へ?】

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今日は猫の病院やらそのために仕事を休まなくてはならなかったりといろいろあって、すごく落ち込んだし色んなことを考えてしまって、疲れていたんだけど、テレビ東京の「YOUは何しに日本へ?」に出ていたアルゼンチン人のエーセの密着取材を見て勇気と元気と感動をもらいました。

エーセって何者?

知らない人のために説明させてもらうと、エーセはアルゼンチン出身の46歳のおじさんで日本に住むのが夢で日本最南端の沖縄波照間島から最北端の北海道宗谷岬まで日本縦断を自転車で目指しているバイタリティ溢れるジャーニーマン。

彼は子供のころに空手を習っていたらしく、空手の先生から日本の文化について教わり日本に興味をもったのだとか。
しかし、大人になり就職をし普通のアルゼンチン人として暮らすうちに日本に対する思いも次第に色あせていきます。
ところがある日友人から「YOUは何しに~」を教えてもらい、番組を視聴し、そこでYOUたちが日本のいたるところでいろんなことに挑戦し、たくさんの人と触れ合うのを見てまた日本への思いが沸々と煮えたぎるのです。いや、爆発すると言っても過言ではありません。
なぜなら彼は日本に来るために、仕事を辞め、家も車もすべて売り払って日本へ来るための資金繰りをしたからです。これを爆発と言わずしてなにを爆発と言えようか。

かの日本を代表する芸術家、岡本太郎は「芸術は爆発だ」と言いました。
この言葉には誤解があります。
彼の作品の独創性にばかりを目を奪われて「作品が爆発している」と思っている方が多いように感じますが、本人曰く、「作品に対してではなく、自身の内からこみ上げてくるものを爆発させてそれを作品に投影する」というようなことを自身の著で書いていたように思います。

 

ちなみに岡本先生の言う爆発とは、 ドカーン、ギャボーン、チュドーン的な破壊的なものではなく、 命がぱぁっと開いていく、瞬間に集中して全力を出す そういう今を精一杯生きることを爆発と表現されています。

イマだからこその岡本太郎 芸術は爆発だの誤解 - 【ハイキネ】ボクテキ アーカイブス -HyperKinesis-Thiking-

 

 

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)

 

 

このエーセにもそれと同じことが起きたんだと思います。
彼の内にこみ上げるものがあった。それが爆発した。
彼の忘れかけていた「日本への思い」という燃料に「YOUは何しに」という起爆剤が爆発を起こし、エンジンを動かし大きな推進力となって、彼を日本まで連れてきたのです。

最終章~ついに宗谷岬へ~

今日は彼の密着取材の最後の放送でした。
すなわちそれは旅の終わりを意味します。
そう、彼はついに宗谷岬へとたどり着いたのです。
僕は彼の密着を全部見たわけではありませんが、その道中にはたくさんの出来事と、旅先で出会ったたくさんの人々との思い出が詰まっています。
彼が宗谷岬のモニュメントの前で、涙ながらに今までお世話になった人たちに感謝の意を表しているシーンはとても感動的だったし、人が何か大きな事を成し遂げたときに流す涙はなんと美しいものだろうかと、心が洗われるようでした。

彼は46歳という年齢でこの無謀ともいえる計画に挑みました。僕よりも10歳以上年上です。にもかかわらず彼はその目標を成し遂げました。
46歳という年齢は決して若いとは言えません。若い時よりも体力は衰え、何度も疲れからバランスを崩しアスファルトに身を投げ出されます。
しかし彼はあきらめません。どんなにつらい時にも、雨が降っても、風が吹いても彼は常に笑顔でした。

僕は昔、大学の学費を工面するために新聞配達をしていましたが、雪とか台風の日なんかはガチで泣きながら配っていました。
彼のその不屈の精神を見習わなくてはなりません。
七転び八起き。何度倒れても彼は立ちあがります。そして笑うのです。
「ダイジョブダイジョブ」とつたない日本語で。

彼から教わった”べたれば”の精神

エーセはこのブログのタイトルにもあるような、「何をするにも遅すぎるということはない」の精神をその自らの体で見事に体現して見せたのです。

とてつもない勇気をもらうことができたし、このブログの原点を改めて気づかせてもらえたような気がします。

彼の次の目標は日本に住むことです。
残りの人生を日本で過ごしたいと。

彼ならきっとその夢を成し遂げるでしょう。
今後の彼の人生の成功を心から願います。
この言葉が彼のところに届くことはないかもしれないけど、素晴らしいものを見せてくれてありがとうという感謝の言葉で、この記事を締めくくりたいと思います。

本当にお疲れ様。そしてありがとう。

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