べたれば

better late than never→略してべたれば。5年間引きこもった末にようやく社会復帰した発達障害(ADHD)持ち。「遅くても何もやらないよりマシ」をモットーに、社会復帰までの経緯や興味関心、今考えていることなどを書いていきます。

パニック発作で仕事を休んでしまった

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へこむ。

自業自得なのはわかっている。

昨日は少し飲みすぎた。

睡眠も碌に取らなかった。

 

最悪の気分で朝を迎える。

でも頑張らなくては。

ここで休んでしまっては癖になる。

テレビは暗いニュースや芸能人のゴシップを垂れ流し続けている。

そういった俗物的なものが気分の悪さに拍車をかける。

 

 

第一波、突如の異変

最悪の状態の体に鞭を打って何とか準備を終える。

出がけに一本、煙草に火をつける。

さあ、いこう。

 

なんだろう息苦しい。

強い吐き気とめまい、手足のしびれが襲ってくる。

その場でうずくまってしまった。

2分だったか3分だったか覚えていないが、その時間は永遠にも感じられた。

吐き気は二日酔いのときに感じるそれとはあきらかに違う。

でも仕事に行かなくちゃ。

意を決していざ会社へ

発作はおさまり、決死の思いで玄関のドアを開ける。

朝日がまぶしい。

吐き気を助長するように。

バーガーナッズの歌詞にそんなフレーズがあったなあ。

 

気分を落ち着けるためにRadioheadのA Moon Shaped Poolを聴きながら駅までの道を何事もないふりをしながら歩く。

二日酔いの時は大抵いつもRadioheadを聴きながら出勤をする。

John MayerでもJack Johnsonでもない。

僕の場合、ハングオーバーデトックスに純粋すぎる水では効果がないのだ。

毒を以て毒を制す。

いくばくかのケミカル、化学物質が必要なのだ。

洗剤で頑固な汚れを落とすのと同じだ。

その方が不思議と僕にとっては、気分的に落ち着くのだ。

 

しかし、潜在的に自分で意図した選曲だったのか、偶然の一致だったのかは定かではないが、一曲目のBurn the Witchに「That is a low flying panic attack」という一節がある。

パニック発作に襲われたことを思い出す。

なるべく余計なことは考えないように駅へと歩を進める。

第二波、耐え切れずに途中下車

電車へと乗り込みいつものように混み合う車内で、周囲の人々との距離を牽制し合う。

二日酔いだったから、自分が酒臭くないか突如気になりだしてしまった。

脂汗がとまらない。

また息苦しくなる。

めまいがする。

耐え切ることができずに、途中で降りてホームのベンチへと倒れ込む。

行き交う人々がジロジロと見てくる。

見世物になるのは御免だったのでなんとかフラフラになりながらも立ちあがり、満身創痍で人気のない場所を探す。

 

途中、心配して声をかけてくれた2人のマダムがいた。

一人は40代、もう一人は50代くらいだろうか。

「顔が真っ青ですよ、大丈夫ですか、救急車呼びましょうか?」

とても嬉しかったが、迷惑をかけてはならないと、できうる限りの満面の笑みで「大丈夫、ただの過呼吸です、すぐに治まりますから」と言いその場を後にする。

よし、しゃべれるくらいには回復してきている。

会社を休み心療内科へ

改札を抜け、近くに大きな自然公園があったのでそこで少し休んだ。

発作は治まったが、もう仕事には間に合わない。

とにかく頭の中が混乱していたため、このまま働くことは今日は無理だと悟った。

会社に「体調が悪い」と連絡を入れ、休ませてもらうことにした。

さすがに「パニック発作で」とは言えなかった。

 

どうしたらいいものかわからなかったので、いつもADHDの薬(ストラテラ)を貰っている心療内科へ足を運ぶ。

起きたことを話し、抗不安薬(リーゼ)を処方してもらった。

 

久々の平日休みだったので、その足で役所へ自立支援医療の更新手続きと、銀行へ行けたのは良かったと、プラスな面も見ておかなくては。

過去にもパニック発作を経験

正直かなり落ち込んだ。

僕は過去にも一度だけ発作を起こしたことがある。

ちょうど引きこもりを抜け出すかどうかという時期で、人と話すことに体がなれていなかったから、自律神経が悲鳴をあげたのだろうか。

その時は30分~1時間ほど起き上がることができなかった。

休ませてもらっていたソファで、見慣れない天井を見つめながら「自分の体はどうなってしまったんだろう」「またこのような発作が起きてしまったらどうしよう、社会復帰なんて無理だ」などと思考が見捨てられた人工衛星のように頭のまわりをグルグルと周っていた。

これからの対策

そして恐れていたことが今日起きてしまった。

こんなことで毎回仕事を休むわけにはいかない。

有休が何日あっても足りない。

 

ただ、今回のは原因がわかっているから対策のしようがある。

  • 二日酔いになるほど飲みすぎない
  • 十分な睡眠をとる
  • 気分が滅入るから朝はテレビを見ないようにする
  • そのために早めに家を出て、外で朝食をとるようにする(経済的ではないが、実家住まいなためそうでもしないとテレビはどうしたって、耳目に入ってくる)

 

ここで気持ちを切らしてしまっては、まともな生活ができなくなってしまう。

気を強く保たねば。

パニック障害でも大丈夫なように、将来的な働き方を真剣に考える必要がありそうだ。

毎日満員電車に揺られて通勤するというライフスタイルが僕にはとことん合っていないらしい。

すぐには辞めないけど長い目で見て、サラリーマン以外の生き方も模索しなくては。

 

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