べたれば

better late than never→略してべたれば。5年間引きこもった末にようやく社会復帰した発達障害(ADHD)持ち。「遅くても何もやらないよりマシ」をモットーに、社会復帰までの経緯や興味関心、今考えていることなどを書いていきます。

33歳、家出に向けて

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いつも通っている心療内科に行ってきた。

連日お騒がせしている母のことについて話してみた。

 

www.johnrtylor.com

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酩酊には「通常酩酊」と「病的酩酊」なるものがあるらしい。

「通常酩酊」はそのまま、普通に酔っぱらっている状態。特に説明する必要もないでしょう。

問題は「病的酩酊」。

これは素面の時と明らかに人格が変わったり、独り言や妄想が止まらなくなったりして、当の本人も自分がそのような状態にあることに気づいていないという恐ろしいものだ。

母は間違いなく「病的」に酩酊している。

寸分違いなくこの症状に当てはまる。

 

そんな母に対して先日僕がブチギレたことも話してみた。

僕としては自分の心身を守るためにも、家を出ていくつもりだということも。

 

先生は是非そうするべきだと答えた。

親が子に与える愛は無償のものであるべきであって、見返りを求めてはならない。

だから僕が実家の引っ越し費用を出さずに、一人家を出ていくことは何ら悪いことではない。

アルコール依存症というものは治ることのないもので、一生つきあっていかなくてはならない病気。いずれ寛解することを期待してはいけない。そこはもっとシビアになっても良い。

 

僕はこの言葉にどれほど救われたことだろうか。

話してよかった。

 

依存症が改善に向かうきっかけとして、もっとも多いものは「底つき体験」だそうだ。

家族、お金、仕事、大切なものをすべて失って初めて、自身の状態がまともではないということにようやく気が付けるのだという。

だから情に絆されずに、僕の人生を生きるべきだと言ってもらえた。

僕ももう成人しているわけで、家を出るということに関しては何ら違法性もないし、自由に生きていく権利が僕にはあるのだとも。

 

こういう家庭内の問題って、なかなか他人には話せないのがつらいところ。

話したところで、「大変だね、でも親は大事にしなきゃね」って言われて余計につらくなるのは目に見えているわけだから、培養されたブロリーのようにどろどろとした鬱憤が、心の中に「どちゃり、どちゃり」と鈍い音を立てながら蓄積されていってしまう。(その鬱憤たるやブロリー級だから、そりゃもう世界を滅ぼせるレベルだ)

 

 

言うべきか言わざるべきか悩んだ末に、母に先生から言われたことを伝えてみた。(この時は素面)

するといくら言っても聞く耳を持たなかった母の表情に焦りが見えた。

「え?あたしそんなヤバいの?」って。

「じゃあ、お酒も控えなきゃやばいじゃん」(やめるとは言わない)

ようやく譲歩の兆しが見え始めた。

専門家の言葉は偉大だ。

もちろん控えると言っているだけで、どうせまた元に戻るだろうということは火を見るよりも明らかだ。これまでその言葉に何度ぬか喜びしたことか。

ただ一つ今までと違う点がある。

僕が家を出るという決断を伝えたことだ。

 

それに関しても母は了承してくれた。

以前から「無理して実家の引っ越し費用を貯めなくてもいい」とは言ってくれていたから、わりに話し合いはスムーズに進んだ。その辺に関してはずっと申し訳ないと思っていてくれてたみたいだ。(素面なら何ら問題ないんだよ、うちの母ちゃんは…)

 

ひとまず目の前に聳えていた山はひとつ越えたのかなという気がしている。

ということで、これからは念願の一人暮らしへ向けて、また頑張っていこうと思います。

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